【ティバナンタプラム】国営ガス供給会社Gas Authority of India Ltd(GAIL)は、ケララ州工業開発公社(KSIDC:Kerala State Industrial Development Corporation)とケララ州内にナフサクラッカーを設ける協議を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月9日報じたところによると、KSIDCのP.H. Kurian重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、KSIDCは中央政府が石油化学コンプレックスを設けるために発行した入札意向書(LOI:letter of intent)を保持しており、Engineers India Ltdの調査結果に基づく事業化調査報告書も既に完成している。同事業化調査報告書は、複数の投資家が当該プロジェクトに関心を表明した2001年に準備されたものだが、シナリオが変化したことから、GAILが独自の事業化調査を行う可能性も有る。ケララ州政府はKasaragod県Hosdurg郡Cheemeni村を石化コンプレックス建設候補地として選定している。タウンシップや輸入ナフサの陸揚げ埠頭等を含む石化コンプレックスの建設コストは7374クロー(US$16.2億)と見積もられる。調査報告書は2007-08年以降に石化製品に対する需給ギャップが拡大すると見通している。