SEAnews 2004-02-11 ArtNo.32782

【ニューデリー】新探査ライセンス政策(NELP)下の第4次入札の結果、深海10鉱区／陸上10鉱区中、Oil and Natural Gas Corporation(ONGC)が単独もしくは他社と共同で14鉱区を落札した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック･タイムズ、デカン・ヘラルドが2月7日報じたところによると、Cairn Energyは独自にGanga Valleyの1陸上鉱区を、またＯＮＧＣと合弁でグジャラート州Cambay海盆の1鉱区を、それぞれ手に入れた。
Reliance Industriesは英国のHardy Oilと手を結び12深海鉱区中8鉱区に入札したが、結局NEC-DWN-2002/1鉱区のみを落札した。
新参のBharat Petroleum Corporation(BPCL)は、ＯＮＧＣと手を組みカルナタカ州Cauveryの陸上鉱区CY-ONN-2002/2、グジャラート州Krishna-Godavari海盆及びマドヤプラデシュ州Mahanadi海盆の各深海鉱区を獲得した。
Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)はやはりＯＮＧＣと共同でKerala-Konkanの2深海鉱区の探査権を手に入れた。
Gujarat State Petroleum CorpはJubilant Enpro Ltd及びGeoGlobal Resourcesと合弁でグジャラート州の1鉱区、Jubilant Enpro／GeoGlobal／Price Petroleumと合弁でグジャラート州の1鉱区、Enpro Finance／Gail (India) Ltdと合弁でタミールナド州の1鉱区、合計3陸上鉱区を落札した｡
ONGC-Oil Indiaコンソーシアムはラジャスタン州の陸上鉱区を、またEnpro Finance-Gail Ltdコンソーシアムはアッサム州の陸上鉱区を、それぞれ手に入れた｡
しかし英国のＢＧグループ／カナダのNiko Resources／ロシアのZarubezneftgazは1鉱区も落札できなかった。
Ram Naik石油・天然ガス相によれば、これら20鉱区には第1次探査フェーズだけで2010クロー(US$4.42億)、3段階の探査・開発・生産活動を通じて合計5500クロー(US$12.08億)が投資される見通しだ｡
またこれまで4回の入札で合計90ブロックのライセンスが発行されたが、これにより合計1万9050クロー(US$41.85億)の投資が見込まれると言う｡