2004-02-09 ArtNo.32780
◆ソフト大手2社Infosys/Satyam、オリッサ州の業務拡張
【ブーバネスワル】Infosys TechnologiesとSatyam Computer Servicesは、オリッサ州Bhubaneswarの情報技術(IT)パーク内にそれぞれ設けたソフトウェア・テクノロジー・センターのスタッフを何れも2倍に増員する計画だ。
インディアン・エクスプレスが1月6日、オリッサ州政府観光IT部のTripathy次長(commissioner-cum-secretary)の言として報じたところによると、Infosysは同州テクノロジー・センターに目下1200人を配置しており、今会計年度末までに2400人に拡充する。Infosysが東部インドに設けた唯一の拠点の敷地は、当初の25エーカーから56エーカーに拡張されたが、同社は最近27エーカーの土地を追加購入しており、これを加えると敷地面先は83エーカーになる。Infosysはまたその拡張計画のために100クロー(US$2197万)相当の資本財を注文している。関係工事は2004年4月乃至5月に完成する予定だ。
一方、Satyam Computersは、オリッサ州の既存センターに250人以上のスタッフを要するが、2004-05年末までに同スタッフを2倍に拡大する。消息筋によると、既存施設を拡張するのが困難なことから同社は、オリッサ州工業インフラ開発公社(IIDCO:Industrial Infrastructure Development Corporation of Orissa)がブーバネスワルに設けた工業ビル“Fortune Tower”のスペースを購入することに関心を示している。
Tripathy次長によると、これら両社は、ブーバネスワルのブランド・アンバッサダーの役割を演じ、他のIT企業の進出を促進するものと期待されていると言う。
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