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2004-02-09 ArtNo.32772
◆Tisco/L&T、オリッサ州に対等出資で港湾建設
【ムンバイ】ジャールカンド州Jamshedpurを拠点にするTata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は年商9500クロー(US$20.87億)の土木建設大手Larsen & Toubro(L&T)と、オリッサ州に港湾を建設する50:50の合弁会社を設ける交渉を進めている。
ビジネス・スタンダードが2月7日伝えたところによると、TISCOのB Muthuraman重役(MD)は同紙に以上の消息を語った。それによると、プロジェクト・コストは1500クロー(US$3.3億)と見積もられ、3年内の完成が目指される。TISCOは最近、同方針を決めたが、合弁会社の名称は未定。
年商9000クロー(US$19.77億)のTISCOは鉄鋼の年産能力を向こう3年間に現在の400万トンから750万トンに、また2010年末までに1500万トンに拡張することを計画している。
中国、韓国、日本等への輸出を拡大するため、75クロー(US$1648万)を投資する方針を最近発表したTISCOは、輸出拡張、ビジネスのグローバル化に本腰を入れている。これに伴いTISCOは、石炭、石灰岩等、年間500万トンの物資を輸入、鉄鉱石と鉄鋼製品を輸出する。年産750万トンの生産レベルが達成されるなら、同輸入量は1100万トンに拡大する見通しだ。
このため独自の港湾施設が必要とされる。新港湾はキャプティブ用途のものだが、他社の利用にも供される。港湾建設は中核ビジネスを支える周辺組織を構築する戦略の一環と言う。
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