SEAnews 1995-09-23 ArtNo.3275

【シンガポール】カンボジアは21日、マレーシア企業スグイ・ウェイ・ホールディングズとプノンペン近郊の400ｈａの土地に住宅、ショッピング、オフィス、工業施設等を備えた総合的衛星都市を開発する総額5億米ドルの契約に調印した。
ラナリッド首相によると、来月は別に大型プロジェクト4件がその全容を現す見通しだ。これらはカナダのハイドロ・ケベックのカンポット省における120ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の発電事業と8万ｈａにわたる潅漑事業、シンガポールのラッフルズ・インターナショナル、フランスの地中海クラブ、ル・メリディエンのシェムリアップにおける3件のホテル開発事業。この他同相はシャングリラ・ホテルに対してもホテルの建設を働きかけているが、まだ説得は成功していない。2000年までには年間100万人の旅行者がカンボジアを訪れる見通しで、特にミディアム・クラスのホテルの建設が必要とされていると言う。(BT:9/22)