2004-01-30 ArtNo.32732
◆自動化機器のBrooks、開発センター設置、HCLと提携
【チェンナイ】年商3億8000万米ドルのナスダック登録、半導体業界向け自動化ソリューション会社Brooks Automation Inc(BAI)は、タミールナド州Chennaiにオフショア開発センター(ODC)を設けた。
インディアン・エクスプレスが1月28日、BAIのEdward Grady重役(COO)の言を引用し報じたところによると、BAIが100%出資するチェンナイODCの資本金は3.5クロー(US$77万)。BAIは初年度にインフラの整備や運転資金に180万米ドルを投資、オフショア業務の30%を地元企業HCL Technologiesからアウトソースする。
BAIのインド担当研究開発(R&D)部長、Muthukumar Ramalingam氏によると、BAIは目下500人のソフトウェア・エンジニアを擁するが、1年内に750人に増員する。同増員は主にチェンナイODCにおいてなされ、ODCのスタッフは現在の15人から今年末までに80人に、また2年ほどの間に300人に増員される。
世界の半導体/磁気媒体/平面表示板メーカー向け自動化ソリューションのプロバイダーとして1978年に発足したBAIは、顧客が製品を迅速且つ効率的に市場に投入できるよう製造施設の全体を通じ材料やデーターの流れを最適化する総合的なソフトウェア/ハードウェア/サービス/コンポーネントを提供する。
世界半導体企業のトップ20社全てと半導体製造設備メーカー・トップ10社中9社を顧客とするBAIは、マサチューセッツ州チェルムズフォードに本部を設け、米国、カナダ、欧州、日本、韓国、台湾、中国、シンガポール、マレーシアに業務を展開している。
|