2004-01-30 ArtNo.32729
◆Gujarat NRE/Kalyani Steel、合弁でコークス生産
【コルカタ】インド最大の非キャプティブ・コークス・メーカー、Gujarat NRE Coke Ltd(GNCL)は、Kalyani Steel Ltd(KSL)と合弁で、凡そ45クロー(US$989万)を投じカルナタカ州に年産32万4000トンのコークス製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが1月27/28日報じたところによると、GNCLのA.K. Jagatramka重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、カルナタカ州政府委員会の承認を得たプロジェクトの年産能力は段階的に100万トンまで拡張される。合弁会社の当初資本金は24クロー(US$527万)で、GNCLが60%、KSLが40%、それぞれ出資する。プロジェクトは来月着工され、2004年10月までの操業を目指す。
グジャラート州Jamnagarに年産30万トンのコークス工場を有するGNCLは、グジャラート州Kandlaにやはり45クローを投じ、2004年4月の稼働を目指し年産34万トンの別のコークス工場を建設中だ。こちらの必要資金は主に内部資金で賄われる。
国内のコークス需要は年間220万トンと見積もられ、国内生産量は年間180万トン。不足分は主に中国かた輸入されている。銑鉄及びソーダ灰メーカーが、GNCLの主要顧客を成している。
GNCLの2003年9月期通年の営業額は140クロー(US$3076万)を記録、今会計年度は200クロー(US$4394万)以上の売上げを目指していると言う。
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