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2004-01-28 ArtNo.32709
◆FIPB、Bioconの外資出資率60%まで引き上げ承認
【ニューデリー】カルナタカ州Bangalore拠点の国内最大のバイオテクノロジー会社、Biocon India Ltd(BIL)は、外国投資促進局(FIPB)から外資出資率を払込資本の60%まで引き上げることを認められた。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月27日伝えたところによると、これ以前に政府は外資の出資率を43.60%まで引き上げることを認めたが、目下のところBILの払込資本に占める外資の比率は38%。政府はまたBIL福祉信託(Welfare Trust)が保持する株式を国際的に著名な科学者4人に分与することを認めた。現在BILの科学顧問を務めているこれらの科学者には、マサチューセッツ工科大学化学&生物化学工学部教授で、BIL科学諮問委員会議長も務めるCharles L. Cooney博士、Entigenの会長兼共同創設者でQuantum Dot Corporation及びSurroMed Corporationの共同創設者でもあるBala Manian博士(3社は何れもカリフォルニア州拠点)、SurroMed Corporationの著名な分子科学者でミコフェノール酸モフェチルの発見者として知られ、Research Syntex Corporation副社長も務めたAnthony Allison博士が含まれる。
バイオテクノロジー領域の化学物質やDNA組み替え技術を応用したヒト・インシュリンの製造を手掛け、35以上の特許権を保持するBILは、今会計年度内に株式を公開、国際証券取引所に上場する。同社は当初2003年中に公募計画を実行するはずだったが、様々な理由から数度にわたり計画を延期して来た。
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