2004-01-28 ArtNo.32707
◆ハルディア石化再編委員会、GAILを新パートナーに選択
【コルカタ】法人債務再編(CDR:corporate debt restructuring)委員会は、Haldia Petrochemicals Ltd (HPL)のプロモーターに600クロー(US$1.32億)の新資金を注入するよう指示した。この内332クロー(US$7293万)はGail Ltdが、残りの268クロー(US$5888万)はThe Chatterjee Group (TCG)がそれぞれ負担する見通しで、Indian Oil Corporation (IOC)はHPLの債務再編計画から除外されたようだ。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月23/24日報じたところによると、西ベンガル州政府筋は、「IOCの出資提案はHPLの再編が完了した後に検討される」と語った。
先週木曜(1/22)に妥結した再編パッケージの内容はまだ正式に発表されていないが、州政府のS. Sen工業部次長によると、HPLの払込資本は現在の1153クロー(US$2.53億)から2000クロー(US$4.39億)に拡大され、当初のプロモーター、西ベンガル州政府/TCG/タタ・グループに、第4のパートナーとしてGAILが加わる他、金融機関も一部ローンの資本への転換を通じ、株主に名を連ねるものと見られる。これによりHPLのボトムラインは大幅に改善する見通しだ。
HPLはまた3億米ドルの海外商業借款(ECB)を取り入れ、ハイ・コストなルピー建てローンを、より低コストな外貨建てローンに転換する計画とされる。
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