【ニューデリー】年商2万2000クロー(US$48.33億)の中国二輪車メーカーChongqing Lifan Industry Group(CLIG:重慶力帆実業集団)はインドにモーターサイクル工場を建設する準備を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月18日報じたところによると、CLIGのインド代表を務めるR. Chhibbar氏は同紙に以上の消息を語った。CLIGは外国投資促進局(FIPB)から新工場に200クロー(US$4394万)を投資することを既に認められている。製造施設はハリヤナ州のGurgaonかFaridabadに、来年4月までに設けられ、地元との合弁もしくは完全出資子会社を通じて建設される。
それに先だって今年6月までにモーターサイクルの輸入販売を開始する。インド車両検査協会(ARAI:Automotive Research Association of India)の認可は既に得ており、目下ディーラー網の構築を図っている。
インド市場には125-200ccエンジン搭載のバイクや全地形型車両(ATV:All Terrain Vehicle)を投入する。販売価格は未定だが、バイクは競争力有る価格を設定、初年度に6万台の販売を目指す。
これ以前に地元企業Monto Motorsが、CLIG製エンジン搭載のバイクをインド市場に紹介した経緯が有るが、Monto Motorsと提携する可能性を問われたChhibbar氏の回答は否定的だった。