2004-01-19 ArtNo.32674
◆Cordite Factory、近代化計画にUS$8787万投資
【ウェリントン】タミールナド州Nilgiris県AruvankaduをベースにするCordite Factory, Aruvankadu (CFA)は、約400クロー(US$8787万)を投じて工場を近代化する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月17日、CFAのH.R.Nahar重役(GM)の言として伝えたところによると、計画には今月19日に創業100周年を迎える硝化綿及び硫酸濃縮プラントの他、配電システム、輸送システム、排水システムの近代化が含まれる。これらの近代化計画の一部は既に国防省工場条例局(OFB:Ordinance Factory Board)の認可を得ており、全てのプロジェクトは2007年末までに完成される。運輸システムや材料運搬システムの近代化は既に部分的に着手されており、特殊バッテリーを原動力とするトラックがドイツの納入業者に発注された。この種のトラックは排気ガスを噴出せず、爆発物の安全な運搬に適している。グラス技術を用いた硫酸工場の近代化工事は国際入札にかけられる。また1日200万ガロンの水を消費する工場には、初めてリサイクル・システムが導入される。
CFAは軍が使用する様々な弾薬の発射薬を製造しており、国内の発射薬工場の親工場の役割も務めている。発射薬ビジネスの年間売上げは100クロー(US$2197万)で、余剰設備を利用して塗料や化粧品業界向け原料の製造も手掛けている。後者の年間売上げは1.5-2クロー(US$33万-44万)。製品の一部はイスラエル等に輸出されているが、同社は新輸出市場の開拓も目指していると言う。
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