2004-01-19 ArtNo.32666
◆日産、年央にX-Trail投入しインド市場に復帰
【ニューデリー】日産自動車は、今年年央までにスポーツ・ユーティリティー車(SUV)“X-Trail”を発売、インド市場に復帰する。
エコノミック・タイムズが1月16日伝えたところによると、日産の橋本重役(GM)は15日記者会見し、以上の計画を明らかにした。それによると、ディーゼル・エンジンを搭載、マニュアル変速のX-Trailはエレガンスとコンフォート2バージョンから成り、日本から完成車(CBU)輸入される。発売価格は200万ルピー前後になる。
将来インドに製造拠点を設けるか否かに関して同氏は、「如何なる方針も決めていない。方針を決めるに先立って多くの調査を必要とする」と述べ、「日産は、先ず4メトロにディーラー網を構築、一歩一歩前進する」と付言した。
現在、インドのSUV市場は月間約1万台の規模で、急成長している。Maruti Udyog、Hyundai Motor Co、General Motors、Ford Motor等、主要カー・メーカーのほとんどが、Grand Vitara、Terracan、Chevrolet Forester、Endeavour等のSUVモデルを販売している。
日産は1980年代にはアンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のAllwynと、トラック・ビジネスで提携した経緯が有る。
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