2004-01-19 ArtNo.32665
◆ドイツ投資家、ハルディアに冶金用コークス製造施設計画
【コルカタ】ドイツの投資家DR Carl-Otto Still氏とそのグループ企業は、西ベンガル州Haldiaに年産200万トンの輸出志向型冶金用コークス工場を設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月15日、Still氏の言として伝えたところによると、プロジェクト・コストは1800クロー(US$3.95億)と見積もられ、西ベンガル州政府がパートナーを務める。Still氏は、Haldia Development Authority (HAD)がオファーした2つの候補地を視察、既にその内の1つに目星をつけたようだ。Dastur & Companyが技術/経済面の事業化調査を進めており、調査結果を検討後、金融アレンジが行われる。West Bengal Industrial Development Corporation (WBIDC)との提携が予定されており、WBIDCは用地と電力を拠出するものと見られる。Still氏はドイツから最新の技術と資金を持ち込み、原料の石炭はオーストラリアから輸入する。製品の90%は輸出される。コークスの他、アンモニア、ベンゼン、タール等の副産物が生産される。技術/経済事業化調査の結果は今月中にも明らかになる見通しと言う。
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