2004-01-16 ArtNo.32655
◆サムスン、LG交わし11月のフラットTV販売トップに
【ニューデリー】昨年10月にはLGがフラット・テレビジョン(FTV)の月間販売トップに浮上したが、市場調査会社ORG-GfKの発表によれば、11月にはSamsungが市場シェア23.3%で、21.6%のLGを抑え、トップの座を奪還した。
インディアン・エクスプレスが1月14日伝えたところによると、インドFTV市場の複合年間成長率(CAGR:compounded annual growth rate)は約300%と予想されている。こうした中でSamsung IndiaのRavi Zutshi取締役(セールス)は「インドFTV市場の開拓に力を入れており、初戦において他社をリードできると見ている」と自信を表明した。
これに対してFTV生産の150%拡張を計画するLG Electronics IndiaのAnil Aroraマーケッティング主任は、2003年を通じてFTV約40万台を製造した同社は2004年には100万台の生産を目指すと抱負を語った。同氏によると、中国ではカラー・テレビジョン(CTV)市場の70-80%がFTVで占められており、インドにおけるシナリオも変化しつつある。しかし農村では従来型CTVが依然として支配的で、全国のCTV販売全体の55%が従来型で占められている。このため若干少なめながら従来型CTVの生産もほぼこれまでの水準を維持する。カレンダー・イヤー2003年にはFTVを含め160万台のCTVを販売したが、2004年は250万台の販売を目指すと言う。
LGは昨年11月には、冷蔵庫の市場シェアも22.8%と、Whirlpoolの21.9%を凌ぎ、同市場の先頭に立った。
|