【ニューヨーク】Yamaha Motor India Pvt Ltd(YMI)は、製品開発と製造能力の拡張に今年100クロー(US$2197万)を投じる。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月14日伝えたところによると、YMIは競争が過熱するインド・モーターサイクル市場の主要プレーヤーを目指し、“新モデルの発表”、“ディーラー網の拡充”、“サプライ・チェーンの強化”から成る三戦略を発表した。
YMIの渋谷重役(MD)によると、新規投資は新モデルの開発や、需要増に応じる設備能力を確保するためのもの。インド市場におけるポジションを再構築するが、同社の研究開発(R&D)努力と顧客の求める価格水準のギャップを埋めることが主要な課題になる。
YMIは、2004年に125cc、4ストローク、SOHC(Single Over Head Camshaft)エンジン搭載の“Fazer”と耐久性に富むシャーシー、球形のマルチ・リフレクター・ヘッドライト、斬新な計器板等を装備した“Libero Lx”を発売する。Libero Lxの発売価格は3万9800ルピー。Frazerは、乗り心地の良さとスタイルを追求するが、それでいて価格にも敏感な顧客をターゲットにしていると言う。