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2004-01-14 ArtNo.32642
◆フィリップスの格安プレーヤーでDVD市場の競争白熱
【ニューデリー】指導的な消費者用電子製品会社Philips India Limited(PIL)が6日、多国籍ブランドの先頭を切って5000ルピーを下回るDVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤー“DVP 320”を発売したことから2004年はDVD値下げ競争の年になりそうだ。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが1月7日伝えたところによると、PILは4990ルピーで新モデルを発売、T-series、Media、Oscar等の地元ブランドの縄張りに進出した。PILは、2003年1月にはエントリー・レベルDVDプレーヤーを1万5000ルピー前後で販売、ハイエンド製品の価格は2万5000ルピー前後だった。しかし今や同社はエントリー製品を4990ルピー、ハイエンド製品を9990ルピーで販売、6990ルピーと8990ルピーの製品もオファーしている。PILは2004年末までにスタンド・アローンDVDプレーヤー市場の50%のシェア獲得を目指している。
PILのGautam Dalalマネージャーによると、同社はビデオ・コンパクト・ディスク(VCD)プレーヤー・バイヤーに照準を合わせ新製品を売り込む計画だ。業界の予測によれば月間70万ユニット余りのVCDプレーヤーが販売されているが、今やVCDバイヤーは1000-1500ルピー追加しさえすれば、DVDプレヤーを購入できる。同社の製品はスマートでどこにでもフィットし、白黒テレビにもマッチしている。
これ以前から地元のT-seriesはエントリー・レベル・プレーヤーを4990ルピーで、またMediaは5900ルピーで販売しているが、今ではOscarが4000ルピー台の製品を近く発売するとの噂が飛び交っている。
これに対してLG、Aiwa、Samsung、Videocoonは、そのエントリー・レベル製品を7000-9000ルピーで販売している。
消費者はもう一つのオプションとして中国製やマレーシア製のアセンブルDVDプレーヤーを購入することができ、保証書のないこの種の製品の価格は、地元ブランドの価格をさらに40%下回る2800-4500ルピーで手に入る。
消費者用電子/TV製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and TV Manufacturers Association)は2005年までに1000万ユニットのDVDプレーヤーを一般家庭に売り込む目標を掲げている。昨年のDVD販売台数は10万ユニットと見積もられ、2004年には少なくともその10倍が販売されるものと予想されている。
多くのDVDメーカーは、MP3 CDの普及に乗じ、DVDプレーヤーの販売拡大を図っており、大部分のDVDプレーヤーはCD-RW(rewritable compact disc)の他、CD/VCD/MP3/JPEGに対応している。
こうした中でメーカーらはDVDプレーヤーやDVDミニ付きホーム・シアター・システムの販売を計画している。このため2004年は正真正銘のバイヤー・マーケットになりそうだ。
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