2004-01-12 ArtNo.32630
◆Hero Honda、Ambitionの販売停止
【ムンバイ】Hero Honda Motors Ltd(HHML)は期待を裏切る低調な販売成績から133ccモーターサイクルAmbitionの販売を停止した。
エコノミック・タイムズが1月8日、HHMLのAtul Sobti上級副社長の言を引用し報じたところによると、2002年9月に発売されたAmbitionは当初月間1万台の販売が目指されていたが、最近は5000台前後まで下降、このため先月をもって販売を打ち切った。顧客はラウンド・ヘッド・ランプや王冠型スピード・メーターの形状を好んでいないため、これらに改良を加えた後、改めて発売する。再度発売した際には月間1万台の販売目標を実現できるものと予想される。
Passionの月間販売台数もピーク時の4万台から1万5000台に下降したが、改良バージョンPassion Plusの月間販売台数は旧バージョンのピーク時の販売台数を既に回復している。アナリストによると、Passion Plusの好調な売れ行きに圧倒され、Bajaj AutoのCaliber 115の先月の販売台数は、前年同月の13万台から10万6000台に下降、TVS VictorやLML Freedomの売れ行きも後退を強いられている。
HHML最大の売れ筋Splendour及びSplendour Plusの月間販売台数は7万5000台前後と、好調で、この内新バージョンのSplendour Plusが75%、旧バージョンが25%を占めている。同比率は間もなく90:10になるものと見られるが、同社は継続して両バージョンを販売する方針だ。
HHMLは今会計年度を通じて前年比15%増の195万台のモーターサイクル販売を目指しており、向こう3ヶ月間に約50万台販売すれば、同目標を実現できると言う。
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