【ニューデリー】Jaswant Singh蔵相は9日、自動認可ルートを通じた海外借款上限の5000万米ドルから5億米ドルへの引き上げを含む一連の金融措置を発表した。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥ・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズが1月10日報じたところによると、中小企業には少なくとも5年間の返済猶予が認められる。
またインフラストラクチャー・プロジェクトと中小企業に低利融資を提供するため各5万クロー(US$109.84億)と1万クロー(US$91.97億)のファンドを創設する。同スキームの下、向こう3年間にわたり発電/港湾/空港/道路/観光/テレコム/都市インフラ領域のプロジェクトに最優遇貸出金利を200ベイシス・ポイント下回る金利でターム・ローンと運転資金ローンが提供される。また中小企業にも最優遇貸出金利を200ベイシス・ポイント下回る金利で融資が行われる。
今後3年間にインフラ及び製造業領域における総額5万クロー(US$109.84億)の投資を促進するため、Industrial Development Bank of India(IDBI)/Infrastructure Development Finance Company (IDFC)/Life Insurance Corporation(LIC)/ICICI Bank/State Bank of India(SBI)の諸行から成るコンソーシアムに関係投資に関わる政策/手続き/金融条件等の立案が求められた。
この他、国民の2万5000米ドルまでの海外送金が自由化される。