SEAnews 2003-12-24 ArtNo.32572

【ニューデリー】インドの昨年(2002-03)の電子ハードウェア輸出総額は5600クロー(US$12.30億)を記録、内電子コンポーネント輸出が2400クロー(US$5.27億)と、全体の43％を占めた｡
エコノミック･タイムズが12月21日、電子製品／コンピューター・ソフトウェア輸出促進委員会(ESC:Electronics and Computer Software Export Promotion Council)のデータを引用し報じたところによると、品目別では、オフィス機器／医療機器が1400クロー(US$3.08億)と、全体の25％を占め2位。以下、消費者用電子製品750クロー(US$1.65億)同上13％、コンピューター・ハードウェア同上9％、通信機器同上8％と続く。
ＥＳＣのD.K.Sareen常務理事(ED)によると、多くの多国籍電子企業がインドにおけるソーシングに関心を寄せているため、今後コンポーネント輸出が一層拡大する見通しだ。
輸出先では、欧州連合(EU)向けが1468クロー(US$3.22億)と、全体の26％を占め最大、以下シンガポール／香港／周辺諸国1429クロー(US$3.28億)同上25％、米国／カナダ同上24％、中東同上11％、日本／韓国／その他の極東諸国同上7％と続く。