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2003-12-17 ArtNo.32538
◆肥料会社手を携えてペトロネットLNGとバーゲン交渉
【ムンバイ】インド西部地区の指導的肥料会社はPetronet LNG Ltd(PLL)とガス購入交渉を進めるため非公式なグループを組織した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月13日報じたところによると、Indian Farmers Fertilisers Cooperative(Iffco)/Krishak Bharati Cooperative Ltd (Kribhco)/Rashtriya Chemicals and Fertilizers (RCF)/Shriram Fertilizers and Chemicals Ltdの代表はPLL及びGail (India) Ltdの代表と会見、グジャッラート州Dahejの液化天然ガス(LNG)ターミナルからガスの供給を受ける際の購入条件を協議した。
肥料業界筋によると、今回の会議はインド肥料協会(FAI:Fertiliser Association of India)メンバーにより提案されたもので、今後進められる一連の交渉のスタートを切るものである。GAILとPLLは1MBTU(million British thermal units)当たり4米ドル強をオファー、これに対して肥料会社側は3米ドルを提示した。バイヤー側は、FAIメンバーを中心とした中核グループを組織して交渉を進めることを計画している。
インド西部地区には肥料会社と化学企業が集中しており、これらの企業の多くはガスもしくはナフサを原料にしている。そして大部分が原料供給面の困難に直面している。例えばRashtriya Chemicals and Fertilizers LtdとIFFCOは過去1年ガス供給不足に直面、ナフサの使用を強いられている。またShriram Fertilizersはナフサからガスへの原料の転換を図っている。
一部の企業は、シェルが来年半ばの完成を目処にグジャラート州Haziraに建設中のLNGターミナルからガスの供給を受ける交渉を開始している。
PLLはダヘジ・ターミナルでLNGを再ガス化した後、Hazira-Bijapur-Jagdishpurパイプラインを通じラジャスタン州とマドヤプラデシュ州を経由して北部に輸送する。
一方、ペトロネットのプロモーターに名を連ねるGAILは、会議の席上ナショナル・ガス幹線網計画を明らかにした。
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