SEAnews 2003-12-15 ArtNo.32522

【ヴィシャカパトナム】米国ミシガン州拠点のコンプレッサー・メーカー、Tecumseh Products Company(TPC)傘下のTecumseh Products India Pvt Ltd(TPI)は、アンドラプラデシュ州Hyderabad工場の年産能力を60万ユニットから100万ユニットに拡大する。
ヒンドゥー･ビジネス･ラインが12月12日伝えたところによると、ＴＰＩのY.G. Janaki Ram重役(人事担当GM)は、インド産業連盟(CII)主催のベンダー・デベロプメント会議の会場で以上の消息を語った｡それによると、ＴＰＩはハイデラバードの他、ハリヤナ州Faridabad付近に製造施設を有する。
年商15億8000万米ドル、世界100ヵ国以上にプレゼンスを有するＴＰＣは、世界の主要なコンプレッサー･メーカーの1社に数えられる。ＴＰＣはSriram Refrigeration Industryの年産30万ユニットのハイデラバード工場を買収後、そのキャパシティーを2倍に拡大したが、今や一層の拡張が必要と見ている｡ハイデラバード工場の売上げの70％は輸出売上げで占められ、輸出志向ユニットと見なされている。
ハイデラバード工場で必要とされるコンポーネントの80－90％はアンドラプラデシュ州外から調達されている。同社は品質に関して妥協することはできないが、アンドラプラデシュ州の中小納入業者を支援する用意が有り、社内にはベンダー・デベロプメント・デパートメントが設けられていると言う。