2003-12-12 ArtNo.32499
◆Hindalco、アルミ/銅のキャパシティー拡張計画
【ムンバイ】Aditya Birlaグループの旗艦、Hindalco Industries Ltd(HIL)は、設備拡張と企業買収を通じアルミニウムと銅の生産能力を増強、グローバル・リーチの拡大を図る。
インディアン・エクスプレスが12月10日伝えたところによると、世界的に最低レベルのコスト構造を備えたインド最大のアルミニウム製造会社として知られ、またインド産銅のほぼ半ばを生産するHILのDebu Bhattacharya重役(MD)はロイター通信に以上の計画を語った。それによると、世界的標準からすれば、依然として小規模プレーヤーのHILにとって規模拡張は極めて重要な課題で、目下同計画の実行過程にある。
ウッタルプラデシュ州Renukootのアルミ精錬施設の年産能力は、現在の34万5000トンから2005年3月までに36万トンに拡張される。その向かいのアルミナ製錬施設は66万トンの年産能力を備えている。また国内第4位、年産7万トンのアルミニウム・メーカー、Indian Aluminium Companyを傘下に収めており、両社合わせて国内市場の50%近いシェアを握っている。
この他、オリッサ州に年産100万トンのアルミナ製錬施設を建設中のUtkal Alumina International Ltdにカナダ企業Alcan Incとともに出資している。
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