2003-12-10 ArtNo.32495
◆Satyam、Brocadeと提携しSANテクノロジー・センター設置
【ハイデラバード】SAN(storage area network)インフラの提供を手掛けるBrocade Communications Systems Inc(BCSI)は、インドにおけるSAN市場の新動向に対応し、Satyam Computer Services Ltd(SCSL)との提携を拡張した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月8日伝えたところによると、新協定の下、BCSIとSCSLは、カルナタカ州Bangalore、マハラシュトラ州Mumbai、そしてDelhiにそれぞれSAN技術に関わる“センター・オブ・エクサランス(COE:Centres of Excellence)”を設けるとともに、SAN技術を効率的に市場に提供するため、コンサルティング・サービスを手掛け、法人の情報管理に対する認識を高め、ストーリッジ技術の採用を促し、システム統合関連サービスをオファー、ビジネス・モデルの構築を図る。
SCSLのKalyana Rao社長(ハイテク・ビジネス担当)によれば、法人が情報技術(IT)インフラへの投資を拡大するのに伴い、企業はより複雑なストーリッジ技術に関心を抱くようになるものと見られる。こうした技術にはより高度な管理技術が求められる。両社の提携はこうした市場のニーズに応じるコンピテンシーを培うものである。
BCSIのJames LaLonde副社長(世界販売担当)によると、アジア太平洋地域、取り分けインドは、最もエキサイティングなストーリッジ・システム市場と言う。
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