2003-12-05 ArtNo.32461
◆ONGC/RIL等、新石油・ガス探査ライセンス獲得
【ニューデリー】経済問題閣僚委員会(CCEA: Cabinet Committee on Economic Affairs)は2日の会議の席上、新探査ライセンス政策(NELP)第4次入札の最終審査に基づきOil and Natural Gas Corporation (ONGC)や民間部門のReliance Industries Ltd(RUL)等に石油・ガス鉱区21ブロックのライセンスを発行する方針を決めた。
インディアン・エクスプレスとビジネス・スタンダードが12月3日伝えたところによると、ONGCはそのパートナーとともに15ブロックのライセンスを取得した。
英国企業Cairn Energyは、Ganga Valleyの陸上(onland)鉱区1ブロックを単独で、グジャラート州Cambay海盆の沿岸(onshore)鉱区1ブロックをONGCと共同で、それぞれ落札した。
RILは英国のHardy Oilと手を組み深海鉱区12ブロック中8ブロックに入札したが、NEC-DWN-2002/1ブロック1つを手に入れたにとどまった。
BG Group、カナダのNiko Resources、ロシアのZarubezneftgaz等は空くじを引いた。
今回ラインセンスが発行された21ブロックの探査だけで最低2010クロー(US$4.43億)、探査・開発・生産の3段階を通じて5100クロー(US$11.25億)が投資される。これによりNELP下の過去4回の入札を通じ合計91ブロックのライセンスが発行され、1万9050クロー(US$42億)の投資が約定されたことになる。
Ram Naik石油天然ガス相は、PTI通信のインタビューに対し、「これまでの入札には6ヶ月を要したが、今回は僅か2ヶ月間に19件の入札を受理、21ブロックのライセンスを発行できた」と満足の意を表明した。
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