NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-12-05 ArtNo.32454
◆Maruti、ディーゼル・エンジン工場の建設検討
【チェンナイ】スズキが支配権益を握るインド最大の乗用車メーカー、Maruti Udyog Ltd (MUL)は、デリー近郊ハリヤナ州Gurgaonの自動車工場に隣接してディーゼル・エンジンの組み立て施設を設ける可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月4日報じたところによると、これはディーゼル・エンジン・オプションに関する同社戦略の大きな転換と言え、小型乗用車市場の定義の変更にもつながる可能性がある。MUL筋によると、計画は初歩的段階に有り、規模や投資額、採用する技術と言った詳細は詰められていない。ディーゼル・エンジン製造施設を設けることは、輸入エンジン依存を脱し、ディーゼル車市場におけるプレゼンスを維持する上で重要なステップと言える。建設が決まれば、新工場はB/C両乗用車セグメントの需要に応じることになる。現在、MULは、ZenとEsteem両モデルにディーゼル・エンジン・オプションを設けており、これらのモデルには何れもPeugeot TUD5エンジンを採用している。
新工場で製造されるディーゼル・エンジンは2004年半ばまでにTUD5に取って代わることになる。インド政府は2005年半ばまでにEuro III排ガス基準を導入するが、TUD5エンジンはEuro III基準を満たしていない。Euro III基準を満たすにはCRDI(common rail direct injection)タイプのエンジンに転換する他ない。
Toyota Kirloskar Motors、General Motors、Ford India、Fiat、Hindustan Motors等は何れもそのモデルの大部分にディーゼル・エンジン・オプションを設ける方針を決めており、既にディーゼル・エンジン・バージョンの販売で成果を上げているものも少なくない。これに対してMULはまだディーゼル・エンジン・バージョンの販売でさしたる成果を上げていない。MULの親会社スズキもディーゼル・エンジン領域の主要プレーヤーとは言えない。しかしスズキは今年初Fiat Auto S.p.Aとスポーツ・ユーティリティー車(SUV)を共同開発する協定を結んでおり、同SUVモデルはガソリン・エンジンとディーゼル・エンジン双方のバージョンを備える見通しだ。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.