2003-12-01 ArtNo.32427
◆Tisco、100万トン拡張計画への奨励措置適応申請
【ジャムシェドプル】Tata Iron & Steel Co Ltd(Tisco)は、見積もりコスト1995クロー(US$4.4億)、100万トン拡張事業の詳細計画報告(DPR:detailed project report)をジャールカンド州政府に提出するとともに、『2001年ジャールカンド工業政策』及び『2003年メガ・プロジェクト政策』下の奨励措置適応を求めた。
インディアン・エクスプレスが11月27日報じたところによると、先頃アディトヤプル工業区開発局(AIADA:Adityapur Industrial Area Development Authority)の品質管理キャンペーンの開幕式を主宰したジャールカンド州政府工業部のVimal Kirti Singh次長は以上の消息を語った。それによるとTiscoの粗鋼年産能力は現在の400万トンから向こう30ヶ月間に500万トンに拡大される。州政府工業部は7月24日にDPRを受理した。
メガ・プロジェクト政策下の奨励措置は50クロー(US$1003万)以上の投資プロジェクトに適応される。商業生産開始後3ヶ月以内に投資のタイプにより3-15クローが払い戻され、その後7年間にわたり毎年当該プロジェクトの製品に課された販売税の75%が返還される。しかし払戻額は総投資額の75%を上回ることはできない。Tiscoはまた2001年工業政策の下の奨励措置の適応も求めている。
DPRによれば、Tiscoは、工場施設に約1885クロー(US$4.16億)、鉱山開発に約20クロー(US$441万)、デザインやその他の業務に約90クロー(US$1985万)を支出すると言う。
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