2003-12-01 ArtNo.32426
◆スズキ、MULと提携し高級コンパクト・カー開発に着手
【ニューデリー】インドを小型乗用車の研究開発(R&D)ハブにする計画を推進するスズキは、合弁子会社Maruti Udyog Ltd(MUL)と手を組み高級コンパクト・カーの開発に着手した。
エコノミック・タイムズが11月28日伝えたところによると、MULのJagdish Khattar重役(MD)はZen新バージョン発表会の席上、以上の消息を明らかにした。それによると、Opel Corsa Sailや近く発売予定のHyundai Getzと対極に位置づけられる新モデルは、インド国内市場と世界市場双方をターゲットにしており、スズキがインドで開発する初のワールド・カーになる。MULのエンジニア約40人がスズキのチームと手を携え、ゼロから全く新しいプラットフォームを開発する。開発作業は既に開始されている。
MULエンジニア・チームはその後独自に別の乗用車新モデルを開発する。同開発には18-24ヶ月を要する。MULはまた車両プラットフォームを今後徐々に縮小する方針だ。
MULは、Zen新バージョンの開発に約40クロー(US$882万)を投資した。目下Zenは月間平均5000台ほど販売されているが、新バージョンの発売により10%ほど売上げが伸びるものと期待されている。
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