【バンガロール】東証二部上場のソフトウェア会社SRA(Software Research Associates)はインド業務を急速に拡張、現地スタッフを現在の70人から近く200人に増員する。
エコノミック・タイムズが11月28日伝えたところによると、SRAの鹿島亨取締役社長はこのほど同紙に以上の計画を語った。SRAは地元パートナー、Balaji S R氏及びその協力者と51:49の合弁会社をインドに設立した。インドが提供する低コストと人材を活用することにより、SRAは日本市場における競争力を強化できる。
鹿島氏によると、非日系ソフトウェア・サービス会社が日本で直面する最大の問題は、日本顧客のニーズを正確に理解できるバイリンガルな日本システム・エンジニアを保持せぬこと。大部分の日本企業はその情報技術(IT)ニーズを明瞭に表明しない。このため適切なアプリケーションを開発するには、日本語と日本ビジネスに関する深い知識と理解能力を必要とすると言う。