2003-11-28 ArtNo.32413
◆Emerson、インドを域内市場開拓の製造拠点に
【ムンバイ】パワー・ソリューション会社Emerson Network Power India Private Ltd(ENPI)は、スリランカ/バングラデシュ/ネパール/ブータン等の南アジア市場をターゲットにした新マーケッティング計画に着手した。
ビジネス・スタンダードが11月24日報じたところによると、ENPIのS S Bapatカントリー・チャンピオン(アップタイム・ソリューション担当)は同紙に以上の消息を語った。それによると同社は南アジア地域にその製品をマーケッティングする際の製造拠点としてインドを利用する計画だ。既にスリランカ/バングラデシュ/ネパールを担当するディストリビューターも指名した。これまでこれらの国は同社の売上げにほんの僅かしか貢献して来なかったが、2003-04年の貢献率は約10%に拡大する見通しだ。
Emersonは2001年9月に、同社子会社Liebert CorporationとTataグループの合弁会社Tata Liebert Ltdのタタ持ち分を買い取り、Emersonの他のインド事業も統合し、社名をENPIに改めた。新会社ENPIはEmerson Network Powerグループの一部門になった。
ENPIは、急成長するスリランカに照準を合わせている。スリランカのネットワーク・アップタイム・ソリューション市場規模は515万米ドルと見積もられる。スリランカは現在ENPIの輸出額の約30%に貢献している。スリランカにおける主要顧客には、Suntel/Lankabell/Ceylon Tobacco Company/Lanka Internet Services/Lanka Electricity Company/教育科学技術省が含まれると言う。
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