2003-11-26 ArtNo.32403
◆電気通信局、Bharti/Tataに近く新規統一ラインセンス発給
【ニューデリー】電信局(DOT:Department of Telecommunications)は、今週中にもBharti、Tata両社に新規統一アクセス・サービス・ライセンス(UASL:unified access service licence)を発行する見通しで、これにより両社はジャム&カシミール及び東北諸州を除く全土を網羅したテレコム・サービス網を構築できる。
インディアン・エクスプレスが11月23日報じたところによると、最近、Reliance Infocomm/Tata Teleservices/Shyam Telecom/Himachal Futuristic Communicationsが統一ライセンスを発行されたが、これらの企業は何れも既存のテレコム・ラインセンスを統一ライセンスに転換したもので、未だライセンスを保持せぬサークルを対象にした新規ライセンスはまだ発行されていない。例えばTata Teleservicesは、まだ基本電話サービス・ラインセンスを取得していない西ベンガル州、ラジャスタン州、マドヤプラデシュ州を含む7サークルの統一ラインセンスを申請したが、これらの申請は保留された。Bharti、Tata両社両社はそれぞれ6サークルと7サークルの新規ライセンスを申請しており、これらが承認されるなら、新規ライセンス発行の最初のケースになる。
Vinod Vaish電気通信担当次官は22日「UASLは来週中(したがって今週)に発行される」と語ったが、ラインセンス料と割り当てられるスペクトラムに関しては「インド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)のガイドラインに沿って目下、最終的な詰めを進めている」と述べ、具体的数字を示さなかった。
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