【ニューデリー】インド大蔵省は台湾、インドネシア、欧州連合(EU:フランスを除く)から輸入される苛性ソーダに確定反ダンピング税を課した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月19日報じたところによると、確定反ダンピング税は、途中で見直しが行われない限り5年間継続して課される。
インド・アルカリ製造業者協会(AMAI:Alkali Manufacturers Association of India)の訴えに基づき調査を行った反ダンピング及び関連税総局(DGAAD:Directorate General of Anti-Dumping and Allied Duties)は、1メートル・トン当たり271.46米ドルもしくは258.46米ドルと陸揚げ価格の差額をこれらの国/地域から輸入される苛性ソーダに反ダンピング税として課すよう提案していた。ちなみに2001-02年度には9万3291トンの苛性ソーダが輸入された。