1995-09-21 ArtNo.3237
◆<馬>首相、KL証取への投資勧誘目指しロンドン訪問
【クアラルプル】マハティール首相はクアラルンプル証取(KLSE)への国際ファンドの呼び戻しを目指し、来週代表団を率いてロンドンに赴く。
KLSEが19日発表したところによれば、マハティール首相は資産管理会社やマーチャント・バンク、その他マレーシアに関心を有する企業代表や投資家約150人を前にマレーシアの経済と資本市場の展望に関してスピーチを行う。マレーシア政府はここ数カ月マレーシアの資本市場に観望姿勢を採っているファンド・マネージャーらに、国内経済は依然過熱状況を呈するには至っていないと説得に努めている。1987年以来年率8%以上の成長を遂げているマレーシア経済は今年上半期には9.5%の成長をマークしたが、国際投資家はこうした急成長がインフレを加速、金利上昇を招くのではないかと懸念、KLSEから撤収した。(BT:9/20)
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