2003-11-19 ArtNo.32349
◆エグゼクティブ・バイク主戦場、ミッドからエントリーにシフト
【ニューデリー】Hero Honda Motors Ltd(HHML)のAmbition、TVS Motors(TVSM)のFiero F2、Bajaj Auto Ltd(BAL)のWind 125が目下エグゼクティブ・バイク・ミッド・セグメントのシェアを争い攻防戦を展開しているが、これら3社はエグゼクティブ・セグメント・エントリー・レベルの新モデルを準備しており、今後、主戦場はエントリー・レベルにシフトするものと見られる。
エコノミック・タイムズが11月17日伝えたところによると、TVSMがCentraの発売を準備する中、BALはBoxer CTとHoodibaba(Caliber)/Wind 125の中間に位置する100CCモーターサイクルのテストを行っている。BALのRL Ravichandran上級副社長(セールス&マーケッティング)は同紙に、最終方針は4週間以内に決定すると語った。同社は新モデルのエンジンは既存のものを用いる方針だ。消息筋によると、BoxerとCaliberには1万ルピーの価格差が有り、同価格差を埋める製品を投入し、TVS Centraに対抗する必要がある。もし同計画が実行されるなら、BALにとってPulsarに次ぐ100%独自開発のモデルが誕生することになる。
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