2003-11-17 ArtNo.32338
◆現代自動車、チェンナイ工場の拡張にUS$2.5億投資
【ムンバイ】韓国現代自動車の現地子会社Hyundai Motor India Ltd(HMIL)はタミールナド州Chennaiに設けた製造施設の月産台数を、2億~2億5000万米ドルを追加投資し、2万台に60%ほど拡張する。
エコノミック・タイムズが11月12日HMIL筋の消息として伝えたところによると、拡張工事は2004年9月までに完成する。HMILは2006年までにインドに第2工場を設けることも計画している。チェンナイ工場の拡張は輸出需要に応じるためのもので、同社は今年3万台、来年はその2倍の輸出を目指している。これまでにインドに約7億米ドルを投資したHMILは、今後の追加投資を全て内部資金で賄うとしている。
親会社の現代自動車は2010年までに世界の自動車会社のトップ5入りを目指しており、これに伴いHMILもその年間販売台数を現在の3倍以上の50万台に拡大する。現在、傘下のKia Motorsと合わせて世界第7位にランクされる現代自動車は、2010年までに年間販売台数を200万台ほど追加、少なくとも500万台の大台に乗せる計画だ。追加せされる200万台の大部分はインド/米国/欧州/中国の工場で生産されることになる。インド工場は、現代自動車の海外工場の中では最大規模を備えており、世界のトップ5入りを目指す計画の主要な役割を担うことになると言う。
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