2003-11-12 ArtNo.32302
◆デリー/ムンバイ空港開発金融顧問入札、3社が一次選考通過
【ニューデリー】デリー空港とムンバイ空港の再開発プロジェクトを担当する閣僚グループ(GOM:group of ministers)は、金融アドバイザー入札に応札した5社からAbn-Amro/Ernst & Young/KPMGの3社を選考したが、Tata Economic ServicesとPrice Waterhouse Coopersの申請は棄却された。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月10日報じたところによると、Jaswant Singh蔵相、Arun Shourie政府持ち分処分相、Arun Jaitley法相、Rajiv Pratap Rudy民間航空相から成るGOMは、価格入札結果が検討に付される今週金曜に、今回一次選考を通過した上記3社の中から最終的に1社を選考する。
インド政府は今年9月11日、最大74%の民間資本を導入、合弁方式により両空港を再開発する方針を決めた。インド空港局(AAI:Airport Authority of India)と他の公共部門が残りの26%のシェアを保持することになる。AAIは引き続き航空管制と民間航空の安全確保の責任を負う。GOMは既に国際技術顧問の選考を終えている。
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