【ニューデリー】インド政府は製薬会社に対するGMP(Good Manufacturing Practices)適応の期限を当初定めた2004年1月1日から2年繰り延べる方針を決めた。
エコノミック・タイムズが11月8日報じたところによると、仮に来年1月1日にGMP遵守を義務づければ、大部分の小規模産業(SSI)を含む地元製薬会社の50%以上が、営業停止を強いられる。このためグジャラート食品薬品局(FDAG:Food & Drugs Administration of Gujarat)、インド薬品製造業者協会(IDMA:Indian Drug Manufacturers Association)、全インド小規模製薬業者協会(AISSPMA:All India Small Scale Pharma Manufactures' Association)等は、挙ってGMP導入期限の繰り延べを要求していた。オフィシャル・ソースによれば、こうした中で保健サービス総監(DGHS:director-general of health services)は、Sushma Swaraj保健相に対しGMP遵守の最終期限を2006年1月1日に繰り延べるよう提案した。このため政府は、インド薬品監督総監(Drugs Controller General of India)の意見も聴取した上で、2年繰り延べを決めたと言う。