2003-11-10 ArtNo.32291
◆Sri Vasavi、クロム鉄生産能力をほぼ2倍に拡大計画
【ハイデラバード】Sri Vasavi Industries Ltd(SVIL)はクロム鉄の年産能力を現在の4万4500トンから8万4000トンに拡張する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月8日伝えたところによると、SVILオフィシャルは同紙に以上の計画を語った。それによると今年第2四半期に黒字転換を果たしたSVILは主要な再編計画に着手、クロム鉄生産能力の拡張もその一環。SVILは圧延鋼の年間製造能力を10万8000トンから20万トンに拡張、加えて90MW(メガワット)のキャプティブ水力発電施設を設ける方針を決めた。キャプティブ発電施設の建設により年間約15クロー(US$331万)の電力コストを節約できる。SVILは2006年3月までに負債ゼロを達成することを目指し、金融再編も計画している。再編計画の詳細は目下詰められており、間もなく完成する。
SVILの2003年9月期四半期の営業額は96.87クロー(US$2137万)と、昨年同期の21.08クローから359%拡大した。また1.56クローの純損失を5.67クロー(US$125万)の純益に転換した。今年上半期の営業額は昨年同期の63.77クローから116.77クロー(US$2576万)に拡大、また3.5クローの純損失を5.14クロー(US$113万)の純益に転換した。2003年9月末時点で92.01クロー(US$2030万)の準備金も確保していると言う。
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