2003-11-07 ArtNo.32281
◆Kanoria Chem、ホルムアルデヒドの生産拡大
【ムンバイ】Kanoria Chemicals & Industries Ltd (KCI)は、インド国内における低コストな塩基アルカリ(Chlor Alkali)及びアルコール・ベース中間体の製造業者として浮上した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日報じたところによると、R.V. Kanoria会長兼MDはステーメントの中で「製造プロセスにおける技術革新に照準を合わせ、コストを削減、各製品カテゴリーにおける市場シェアを拡大する同社の戦略は奏功、そのことは業績に反映されている」と述べている。
同ステートメントによると、グジャラート州Ankleshwar工場におけるホルムアルデヒドの年間製造能力は5万トンから7万5000トンに拡大される。新設備は次期四半期末に稼働する。またウッタルプラデシュ州Renukootに設けた年産6875トンの塩化アルミニウム製造施設には、12月までに年産3285トンの新設備が増設され、合計年産能力は1万160トンに達する。第3四半期半ばまでに天然ガスとバイオガスを共用できるエンジンが導入され、これにより年間約1.5クロー(US$33万)のコスト節約が可能になる。
KCIの第2四半期(2003/7-9月)の収入は93.99クロー(US$2073万)と、昨年同期の83.01クローに比べ13.2%拡大した。純益は2.33クローから6.25クロー(US$138万)に168.2%ジャンプした。
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