SEAnews 2003-11-07 ArtNo.32278

【ニューデリー】GAIL (India) Ltdは、中核とするガス輸送事業からガス・トレーディングを別個のビジネスとして分離独立させる野心的計画に着手した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレスが11月4日報じたところによると、分離プロセスは、2万クロー(US$44.12億)の全国ガス・パイプライン網計画が完成する2008年までに完了し、新会社が創設される。GailのProshanto Banerjee会長兼ＭＤは月曜に記者会見し、以上の計画を語った｡それによると、今年先ずガス・トレーディング勘定が、他のビジネス勘定から分離され、引き続いてガス・トレーディングを専門に手掛ける戦略ユニットが設けられる。そして同ユニットは最終的に独立の企業として分離され、主要証券取引所に上場される。
新会社はガス生産者や液化天然ガス(LNG)輸入業者からのガスの購買と消費者への販売を手掛け、GAILは引き続きそれ以外のビジネス、例えば液化石油ガス(LPG)の生産、石油化学ビジネス、中核とするガスの輸送等、を手掛ける。