2003-11-07 ArtNo.32275
◆SAIL、アップグレードに毎年US$2.2億投資
【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、技術の進歩に歩調を合わせ、品質と競争力を維持する狙いから、設備や組織のアップグレードに毎年800~1000クロー(US$1.76億-2.21億)を投じる計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日報じたところによると、SAILのV S Jain会長はこのほど記者会見し、以上の方針を語った。それによると、同社は製品の92%を国内で販売しており、製品の60%は鋼板、40%は条鋼で占められている。このため国内市場のニーズに応じるため継続的投資を行う。
今会計年度についてはこれまでに600クロー(US$1.32億)相当の様々なアップグレード計画が承認されている。これにはBhilaiプラントに特大レールの製造施設を増設する計画が含まれ、同プロジェクトだけで300クロー(US$6617万)が投資される。
SAILは、今年上半期に760クロー(US$1.68億)の純益を計上、過去数年に及んだ赤字経営からついに黒字転換を果たした。
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