2003-11-05 ArtNo.32266
◆Sami Labs、4種類の植物ベースの薬剤研究
【バンガロール】カルナタカ州Bangalore拠点のSami Labs Ltd (SLL)は4種類の植物ベースの薬剤の研究に取り組んでいる。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月1日、SLLのDr Muhammed Majeed重役(MD)の言を引用し報じたところによると、これらの薬剤は緑内障治療薬、前立腺ガン治療薬、生物学的利用能増進剤、一般治療薬で、目下のところ臨床前の試験段階に有る。SLLは最近、アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のインド化学技術研究所(IICT:Indian Institute of Chemical Technology)と提携、新製品開発プログラムに対する支援を受けている。
SLLはまた、マハラシュトラ州MumbaiのC.B. Patel Research Centreにおいてコレウス・フォルスコリ(coleus forskohlii南アジア自生の紫蘇科植物)ベースのウェイト・マネージ製品/補助食製品の商品化前臨床試験を進めている。同製品は2004年3月までに国内市場に紹介できる見通しだ。またバンガロール拠点のManipal Groupにも別の研究を委ねることを検討している。
コレウスは、全国規模で大規模な委託栽培が進められている20種類の薬用植物の1つで、この他、melissa、rosemary、sage等の栽培が農家に委託されている。栽培面積は現在の6000エーカーから2005年までに2万エーカーに拡大されると言う。
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