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2003-11-05 ArtNo.32258
◆鉱業・建機メーカーBharat Earth、小松/キャタピラと合弁協議
【ニューデリー】国防省傘下の年商1700クロー(US$3.75億)の鉱業/建設機器メーカー、Bharat Earth Movers Ltd(BEML)は、カルナタカ州Mysoreに設けた製造施設の少数権益売却を目指し、小松製作所及び米国のCaterpillar Incと合弁交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが11月3日伝えたところによると、カルナタカ州Bangalore拠点のBEMLは、マイソール・ユニットを新子会社とし、小松かキャタピラの何れかの出資を得る計画だ。BEMLはカルナタカ州のマイソール、Kolar及びバンガロールの3カ所に製造施設を設け、マイソール工場では、マイニング・トラック、モーター・グレーダー、散水車、航空機牽引車、大型ディーゼル・エンジン等を製造している。
BEMLのVRS Natarajan会長兼MDによると、マイソール工場の少数権益売却交渉は数日中に妥結するものと見られる。権益の一部は提供される技術の代償とされる可能性もある。マイソール工場は、国際パートナーを得た後、世界市場向けの低コストな製造拠点に生まれ変わり、BEMLの輸出業務は飛躍的成長を遂げる見通しだ。BEMLは現在25ヵ国以上に100クロー(US$2206万)以上の製品を輸出しているが、売り上げの40%は国防部門に依存している。
BEMLは既に鉱業用機器やドラグライン(特殊掘削機)の製造で、小松及びBucyrusと技術提携している。しかし外資に出資を求めるのは、今回初めてのこと。
目下、BEMLに61%出資しているインド政府にとって、マイソール工場の一部権益を外国企業に売却することは、戦略パートナーへの権益売却に比べリスクも少ないハンディーな技術再編措置と言える。
BEMLの2003年9月期上半期の売り上げは765クロー(US$1.69億)、純益は4.6クロー(US$101万)で、2002-03年の売り上げは1681クロー(US$3.71億)を記録した。今年は既に1698クローを受注しており、通年の売り上げは1800クロー(US$3.97億)が見込まれる。また2013年までに年商を5000クロー(US$11.03億)に拡大するため、年率12%の成長達成を目指している。
一方、Hindustan Motors(HM)の土木機器部門を最近買収したキャタピラは、インドを建設用機械のグローバル・ソーシング・ハブにすることを目指している。同社はバンガロール及びチェンナイの元HM工場において、バックホーローダーを製造し、Cat商標でインド国内市場に供給している。
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