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2003-11-05 ArtNo.32252
◆NCAER、今年のGDP成長率7%と予想
【ニューデリー】応用経済調査全国委員会(NCAER:National Council of Applied Economic Research)は、農業生産と民間投資の伸びに牽引され、今年(2003-4)の国内総生産(GDP)成長率が7%以上に達するとするとともに、財政赤字は膨張するものの、好調な経済成長に助けられ、GDPに占めるその比率は政府の目標の範囲内に収まるとの見通しを発表した。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが11月2/3日NCAERのレポートを引用し伝えたところによると、2003-04年の農業生産は7.05%(昨年-3.2%)、工業生産は6.5%、サービスは8%以上、そしてGDPは7.13%の成長が見込まれるものの、ルピー相場の上昇で、工業/サービス両部門の成長が鈍化する恐れも依然として存在する。ルピー値上がりに関わらず2003-04年の輸出成長率は米ドルベースでは目標とする12%(ルピー・ベースでは9.85%)のレベルに達するものと見られる。しかしルピーの強化と工業活動の活発化で輸入の伸びが20.61%と、輸出の伸びを大きく上回り、これに伴い貿易赤字が拡大、経常収支も過去2年来の黒字からGDPの0.6%程度の赤字に転落するものと見られる。とは言え国内生産と輸入が共に拡大する中でインフレ率は4.26%のレベルに鎮静、財政赤字はGDPの5.4%と、政府が目標とする5.6%のレベルを下回りそうだ。
中期的にインド経済はサービス産業、製造業、インフラ産業の3部門に牽引され、2003-04年から2007-08年の間のGDP平均成長率は7.05%に達するものと見られる。中期的なGDP成長率が2003-04年のレベルを下回るのは、農業の成長率が平均4.06%のレベルに鈍化するため。同期間のサービス部門の伸びは8.37%と予想されている。また中期的に輸出成長率は10.54%、輸入成長率は13.45%にそれぞれ鈍化、経常収支は黒字を回復するものと見られる。財政赤字は中期的に11.32%の拡大を見るものの、好調なGDPの伸びから、そのGDPに占める比率は2002-03年の5.9%から平均5.3%に下降、インフレ率は4.56%のレベルを推移するものと予想される。
政府支出のGDPに占める比率は2002-03年の16.4%から2003-04年の16.3%に縮小するものの、2003-04年から2007-08年の間の平均は16.7%前後に上昇する見通しと言う。
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