2003-11-03 ArtNo.32243
◆閣僚グループ、統一テレコム・ライセンス制度案を承認
【ニューデリー】電気通信事業領域の争点になっている諸問題を解決するため組織されたハイレベルな閣僚グループ(GOM:Group of Ministers)は、セル式/基本電話(制限付き移動体通信を含む)サービスの統一ライセンス(unified licence)制に道を開くインド電気通信監督局(TRAI:Telecom Regulatory Authority of India)の提案(追加参入料金や罰金を含む)を全会一致で承認した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月31日伝えたところによると、Arun Shourie通信相は会議後記者会見し、以上の消息を明らかにするとともに「当該提案に関する閣議通達が準備され、金曜の会議に提出される。そこで閣議承認されたなら、新制度の導入は時間の問題」と付言した。それによると、これにより基本電話サービス会社は統一ライセンスを取得し、追加参入料(entry fee)を支払うことにより、その制限付き移動体通信(WLL)サービスを無制限のサービスにアップグレードできる。例えばRelianceとTata Teleservciesの場合、追加参入料は各1096クロー(US$2.42億)と545クロー(US$1.2億)になる。Relianceの場合、既存WLL契約者のためにコール・フォワーディング(特定番号への転送)や多重登録(multiple registration)を行う際には、別途485クロー(US$1.07億)の罰金(penalty)を支払わねばならない。また既存WLL顧客が現行レートによるサービスを望む際は、これを認めねばならない。
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