SEAnews 2003-10-31 ArtNo.32234

【ムンバイ】今年上半期(2003/4-9)の新規投資プロジェクトは1399件13万4018クロー(US$295.62億)をマーク、全体の60％以上がサービス／公益部門、22.3％が製造業部門、10.1％が電力部門で占められた｡
エコノミック・タイムズが10月29日、マハラシュトラ州Mumbai拠点のProjectsTodayのレポートを引用し報じたところによると、地元の民間プロジェクトが418件3万7267クローと全体の28％、外資プロジェクトが93件1万914クローと全体の8.1％、中央政府プロジェクトが355件5万3215クローと全体の40％、州政府プロジェクトが533件3万2622クローと全体の24.3％を、それぞれ占めた｡
2003年9月末時点における活動中のプロジェクト(live projects)は8111件192万3066クロー(US$4241.90億)と、2002年9月末時点の7119件178万2594クローに比べ、件数で13.9％、額で7.9％拡大した｡
しかし2003年9月末時点の未完了の製造業投資(total outstanding investment in the manufacturing sector)プロジェクトは29万1336クロー(US$642.42億)と、昨年同期の29万9549クローを3.6％下回った｡
州別ではマハラシュトラ州における未完了投資プロジェクトが21万26クローと、全体の10.9％を占めトップ。またプロジェクトの実行率も48.3％と、全国平均の37.6％を大きく上回り、全国の先頭に立った。グジャラート州が全国シェア8.6％で2位。以下、タミールナド州、カルナタカ州、アンドラプラデシュ州の順。
マハラシュトラ／グジャラート／カルナタカ／タミールナド／アンドラプラデシュのトップ5州は、依然として他州をリードしたものの、これら5州の合計シェアは昨年同期の44.1％から42.1％に縮小した｡一方、ヒマチャルプラデシュ州、ジャム＆カシミール州、マドヤプラデシュ州、パンジャブ州等における新規投資計画は増加傾向を示している｡