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2003-10-31 ArtNo.32223
◆Hindalco、銅精錬能力の大幅拡張検討
【ムンバイ】Aditya BirlaグループのHindalcoは2004年3月までに銅精錬能力を25万トンに拡大した後、グジャラート州Dahejの精錬施設にさらに20万~25万トンのキャパシティーを追加することを検討している。
ビジネス・スタンダードが10月27日伝えたところによると、Hindalco幹部は同紙に以上の消息を語った。それによると銅需要は向こう数年間に大幅に拡大するものと見られる。詳細事業化調査は既に完了、報告書も提出されているが、同社取締役会はまだ最終決定を下していないと言う。
Hindalco幹部は投資計画の詳細を明らかにすることを避けたが、アナリストらは精錬施設に加え、発電施設やその他の付属施設の拡張コストも配慮すれば、投資額は2500クロー(US$5.51億)を超過する可能性が有ると予想している。
同拡張計画が完了するならHindalcoは国内最大の銅プレーヤーになる。ライバルのSterliteは現在16万5000トンの銅精錬能力を2004年までに2倍に拡張する。
Hindalcoはまたオーストラリアの2つの銅鉱山を買収、必要な銅鉱石の40%をオーストラリアから調達することを検討している。Hindalcoは現在オーストラリアに2つの銅鉱山を保有、これら2鉱山は同社の銅鉱石需要の25%を賄っている。Hindalcoはこれら2鉱山の買収に約100クロー(US$2206万)を投じた。
この他、Hindalcoは、アルミ・ビジネスの非有機的拡張も計画している。同社はデ・ボトルネキングを通じたアルミ事業の拡張を進めると同時に、National Aluminium Companyの政府持ち分の買収を検討している。しかしまだ机上計画の段階で具体的な方針は何ら下されていない。同社は目下、アルミニウムの年産能力を25万トンから34万5000トンに拡張する計画を進めており、同キャパシティーは最終的に36万トンに拡大されると言う。
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