2003-10-29 ArtNo.32219
◆Satyam Computer、今年の新規雇用枠を3千人に倍増
【ハイデラバード】Satyam Computer Services Ltd(SCS)は今年通年の新規雇用数を当初予定の1500人から3000人に上方修正した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月24日SCSのRamalinga Raju会長兼MDの言として報じたところによると、2003年9月30日時点の雇用総数は1万1250人と、同年6月30日時点の1万592人を658人上回り、上半期だけで1500人の純増を見た。このため同社は通年の新規雇用枠に1500人を上乗せした。雇用計画の見直しは予想される今年の成長需要や来年の需要に応じるための措置。
SCSは2003年9月期四半期に新たに27社の顧客を獲得した。この中にはフォーチュン500企業5社が含まれている。年間100万米ドル以上の収入をもたらす顧客は、第1四半期の64社から72社に増加した。契約価格も改善している。
SCSが直面する問題は、これまで同様、人員損耗率、コスト管理、ルピー相場の持続的強化である。これらの要因は短期的にマージンに影響を及ぼす。SCSは2003年10月1日より能力給制度を導入したと言う。
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