2003-10-29 ArtNo.32218
◆中国大型代表団、ソフト/自動車/観光領域の投資機会物色
【ニューデリー】中国政府の大型代表団が、既存の二国間協力を貿易領域のみならず投資領域にまで拡大、取り分けソフトウェア、自動車、観光領域のビジネス機会を探るため、6日間の日程でインドを訪れた。
エコノミック・タイムズが10月26日報じたところによると、中国中央/地方政府の代表から成る53人の一行は、先ずカルナタカ州Bangaloreを訪問後、24日にニューデリー入りし、1979年の導入以来2003年9月までに4882億米ドルの外資誘致に成功した門戸開放政策等に関してプレゼンテーションを行った。
インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)主催の会議の席上、中華人民共和国商務部外国投資管理司(Department of Foreign Investment Administration)対外貿易経済合作部(MOFCOM)のLiao Dafeng副主任(vice-director general)は「インド中国二国間貿易投資の成長を加速するため二国間の相互情報交換を強化することを希望する」と語った。同氏によると中国政府は国内のハイテク産業や輸出志向ユニットに対する投資の他、海外投資も奨励していると言う。
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