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2003-10-29 ArtNo.32207
◆鉄鋼輸出価格の上昇で国内価格も上昇?
【ムンバイ】鉄鋼輸出価格が上昇基調を辿る中、国内価格も上昇に転じる可能性が高まっている。
ビジネス・スタンダードが10月28日報じたところによると、1ヶ月前に比べベース・コマーシャル・グレードの熱間圧延コイル(HRC)のトン当たり輸出価格は345米ドルに30米ドル、冷間圧延コイル(CRC)は同約440米ドルに15-20米ドル、亜鉛メッキ製品は同550-560米ドルに20-30米ドル、それぞれ上昇した。
Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)/Essar Steel Ltd(ESL)/Jindal Vijaynagar Steel Ltd(JVSL)/Jindal Iron & Steel Company (JISCO)/Ispat Industries Ltd(IIL)等の国内鉄鋼各社は、国際価格の上昇は2ヶ月以内に国内価格に影響を及ぼすとしている。
業界筋によれば、11月までに全てのグレードの国内価格が国際価格の上昇に比例して上昇する見通しだ。国内鉄鋼価格は通常国際価格に連動して変動する。
JVSLのJayant Acharya副社長(マーケッティング)によると、過去数日インプット・コストの大幅な上昇が生じており、鉄鋼会社は大きな値上げ圧力に直面している。
業界アナリストは「鉄鉱石、コークス、金属、スクラップの国際価格は9月に急騰、今後一層の値上がりも予想される」と指摘する。それによると、国際鉄鋼価格は、インプット・コストの他、需給動向により左右されるが、国際需要は持続的に拡大している。このため鉄鋼価格の上昇も持続する見通しだ。
業界筋によると、ロシアの鉄鋼輸出は、国内需要の拡大で下降、中国の需要は増勢を保っている。このため次期四半期には国際価格の一層の上昇が予想される。欧州方面の鉄鋼会社は2004年1-3月の間に20ユーロほど値上げする動きを見せている。米国鉄鋼会社は同じ時期に25米ドルほど値上げする計画と言う。
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