2003-10-27 ArtNo.32201
◆ボンガイガオン製油所、RILの支援下に石化プラント再稼働?
【ニューデリー】Bongaigaon Refineries and Petrochemicals Ltd (BRPL)取締役会は、2001年10月以来遊休している石油化学プラントを、Reliance Industries Ltd (RIL)の支援下に再稼働させる問題を近く討議する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月23日報じたところによると、両社の合意の下、RILはBRPLにポリエステル短繊維(PSF:polyester staple fibre)原料を供給、製品の販売も引き受け、利益は折半することになる。BRPLはアッサム州に年産能力3万トンのPSF施設を擁するが、インプット・コストが嵩む反面、製品価格が低いことから、その生産を停止した。
BRPLは現在PSF原料をガソリンの製造に転用している。ガソリンの生産に力を入れるのは、減税優待を享受できるため。東北地区に位置するBRPLが生産するガソリンには16%の消費税率が適応され、他の地域の32%を下回る。BRPLは、年間処理能力235万トンの製油所の製品については、親会社Indian Oil Corporation(IOC)のネットワークを通じてをマーケッティングしている。
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